白内障手術

当院の手術について

当院の手術について院長は、眼科手術のなかでももっとも難易度が高いと言われる網膜硝子体手術では全国トップレベルの経験をもち、また白内障手術ではこれまで2万件以上の施術を行ってきています。
一般的に20分程度といわれる白内障手術ですが、中原の執刀では平均3、4分となっています。この手術時間の短さによって術後の感染症や炎症の危険性をきわめて低く抑えることができ、また患者さんの負担も大幅に低減することが可能となります。
白内障手術では数千件の手術数を誇る「ボリュームサージャン」とよばれる医師は全国に何人かいます。しかし、単に早いだけでは意味がなく、早くても丁寧で正確な施術によって美しく仕上げることができてはじめて患者さんの負担を減らし、視力回復にも好結果が得られる、真のボリュームサージャンと言えるのです。

ダイヤモンドメスの使用

院長の執刀では、通常使われるような金属メスではなく、ダイヤモンドメスを使用します。ダイヤモンドメスは切れが良すぎるため、高い技術力をもった医師しか使いこなすことができません。このダイヤモンドメスの手術では、その切れ味によってきれいな切口になるため、縫合の必要がなく自然に傷口がふさがります。傷の痛みがなく一滴の血も流さない方式もご選択いただけます。
術後はすぐにものを見ることもでき、一切入院の必要もありません。また眼帯の必要がないため歩いて退院することができ、ご自宅でゆっくりしていただくことができます。
当院では以下にご紹介する最新の技術と手術機器により最良の手術結果を提供できる白内障手術をおこないます。手術時間は3分から4分で、手術に不安のある方は鎮静剤で寝ている間に終わらせる方法も選択できます。
技術によって結果に大きな差が出る手術です。だからこそ手術を受ける施設はしっかり選ぶ必要があります。

患者様それぞれに合わせた白内障手術

保険診療で行う白内障手術。全国で費用は一律同じです。執刀医の経験年手術数、手術機械、使用眼内レンズに関わらず一律ですので、患者様方は医師を選ぶ必要があります。
中原眼科では患者様に白内障の手術内容についての白内障手術希望シートをご記入いただき、保険診療の手術においてもオーダーメード白内障手術を行います。以下に記入シートのいくつか例を示します。

切開創

世界最小の1.8mmから3.2mmまで選ぶ事が可能です。創口の大きさは小さければ手術効率が落ちますが乱視が少ないですし逆に乱視を矯正したい場合は大きめに作成することも必要です。

切開場所

一滴も血液を出さない方法もできますがより強度を強くするためにあえて血液を出して傷の接着を強くすることもできます。格闘家やスポーツ選手は後者がおすすめです。

手術後のピント

保険で使用できる単焦点レンズは焦点が一つしか合いません。医師側で一律で焦点を決めている施設がほとんどですが、中原眼科では30cm,40cm,50cm,75cm,1m,2m,5m,完全遠方などとお選びいただけます。運転を裸眼でしたい。新聞をメガネなしで見たい、パソコンをよく見たい、など希望に合わせて手術を行います。人間には左右どちらかが利き目になっていますから、利き目を遠く、もう一方を近くでなるべく全体をメガネなしでみたいとい方法もあります。

使用手術器具

中原眼科では最先端の次世代白内障手術機器センチュリオン アクティブセントリーを使用しています。
白内障手術機械には様々なものがあります。通常のセンチュリオン(1世代前)、インフィニティ(2世代前)、コンステレーション(硝子体手術装置)に付属の白内障機器、シグネチャーなど、どの機器で手術を行っても医療費に差が出るわけではありません。しかし、手術成績や痛みには大きく差が出ます。中原眼科では使用しているセンチュリオン アクティブセントリーは眼の中の圧を20mmHgという低い圧で手術を行うことができます。通常の機器では60から80mmHgと非常に高い圧をかけて手術をすることになります。眼圧の正常値は10から21mmHgと言われていますから、これではダメージがあり、強い痛みが生じるのも当然です。これが白内障手術が痛いと言われる要因です。コンステレーション付属の白内障手術装置もとても良い性能なので、コンステレーションを所有している施設ではほとんどこの機器で白内障を済ませてしまうのですが、中原眼科ではあえて白内障手術単独にも最高のものを目指し、導入しています。

使用顕微鏡

中原眼科ではARTEVO800という顕微鏡を使用しています。顕微鏡にはZEISS社のLUMERA 700 、LUMERA T 、VISU,そしてLeica社のPROVEO8、M844, ALCON社のルクソールなどがあります。その中でも最高の性能であるのがARTEVO800です。 顕微鏡はよく見えれば見えるほど繊細な綺麗な手術ができます。顕微鏡の機能が悪ければそもそも細かいところが見えませんから良い手術はできません。家の掃除を行うにも細かいほこりやゴミが見えなければ掃除できないのと同じです。
またARTEVO800は世界初の最先端デジタルヘッズアップサージェリー内蔵型の顕微鏡です。これは患者さんに当てる光を通常の25パーセントで十分な情報を獲得することができます。従来の顕微鏡では強い光を与えなければ情報が得られず手術を行うことができませんでした。白内障手術では眼内レンズというものを挿入いたします。このレンズを挿入することにより患者さんのピントをしっかりと合わせるわけですが、ピントを合わせるということは外から入ってくる光も網膜の中心にピントが合ってしまいます。このことにより白内障手術中に網膜に光障害が出ます。太陽の光を見るといけないということは皆さんご存知だと思います。これと同じことが手術によって生じてしまうのです。これを防ぐためには顕微鏡の光の強さを落とすしかありません。 ARTEVO800は顕微鏡眼科手術でのここ30年での最も大きな進歩と言えるでしょう。 しかし、この顕微鏡にも難点が一つだけあります。それは、金額が高すぎるということです。通常の白内障手術顕微鏡が5台以上買えてしまう金額のため、日本全国でも最先端施設に十数台しか所有されていません。 中原眼科ではとことん手術成績にこだわるため全ての手術にARTEVO800を使用いたします。
使用顕微鏡の種類で医療費は変わるわけではないのでよりいいものを選ぶ権利が患者様にはあります。

眼内レンズのこだわり(保険手術;単焦点レンズ)

眼内レンズというものは目の中に一生残るもので、レンズである以上、生涯に渡り透明である必要があります。しかしながら眼内レンズの中には時間が経過してくると濁ってきてしまうものが多くあります。特に保険診療の中で行う白内障手術では一部のレンズの種類しか使えません。その中で、もっとも透明性が高く、濁らないと言われているのがClareonというレンズです。

中原眼科は単焦点レンズにおいてClareonを採用している数少ない施設の一つです。では、いいレンズなのになぜ広く日本で使用されないのか。これは単純に値段が高いからです。保険の手術では患者様のお支払いになる金額(保険点数)は全国一律で、その金額の中でやりくりしなければなりません。しかし眼内レンズの定価はメーカーや品質によって異なります。定価も納入価格も高いレンズは使用すれば患者様は得をしますが、医院にとってはマイナスです。ちなみに国公立の大学病院では多く使用されています。 まさに中原眼科の全てにおいて最高のものを患者様に提供するというポリシーに合っているレンズです。 ちなみにこのClareonというレンズ、世界初の炭酸ガスの力を利用して安全に自動挿入できるレンズなんです。素材も安全性も感染症対策も最も優れているレンズと言えるでしょう。

麻酔方法

院長の白内障手術は3分から4分で終わります。とても短い時間で痛みもありませんので心配は全く要りませんが、希望者には静脈麻酔でうとうとした状態にしたり、笑気麻酔という方法でリラックスさせることもできます。また手術中はお顔に布をかけるため息苦しいという患者様もいられます。そうのような方にも中原眼科では酸素吸入装置も完備しております。白内障手術でここまでの態勢で行う施設は非常に少ないです。

一部を載せましたが、全ての項目に院長に任せるという選択肢を載せていますので、全て院長にお任せでも全く問題ありません。お気軽にご相談ください。

白内障とは

目の構造のなかで水晶体はレンズの役割をする重要な部分です。
たんぱく質などを中心として作られている水晶体は通常透明さを保っていますが、何らかの原因で濁りを生じてしまうことがあります。これが白内障です。

原因としては加齢によるものが最も一般的で、早い人は40歳ぐらいから発症し、80歳を過ぎるとほとんどの人がある程度は白内障の状態になっているといわれています。
40歳をすぎたら定期的に眼科で検診を受けることをお勧めします。

白内障の症状

白内障の症状は、視界がぼやける、目がかすむとなどが代表的です。また、明るいところがやけにまぶしく感じる、眼鏡の度数があわない、細かいものが見えないなど老眼と似た症状や、ものがダブって見える乱視のような症状が現れることもあります。
白内障であるかどうかは、自覚症状だけでは分からないといえるほど多様な症状があります。
白内障だけではなく他にも病気が隠れていることもありますので、少しでも見え方がおかしいと思ったらまずはご相談ください。

白内障の原因

水晶体はたんぱく質と水を主な成分とした透明な物質からできています。しかし加齢によりたんぱく質の透明度が下がったり、また長年紫外線に晒され続けたりすると白く濁ってしまうことがあります。この濁りが水晶体全体に拡がると様々な症状があらわれ、視力に障害がおこります。
白内障となる原因はさまざまですが最も一般的なものは加齢によるもので、これを「加齢性白内障」といいます。誰でも歳をとるにつれて水晶体は濁ってきます。老化現象には個人差もあるのですが、早い人では40歳前後から症状があらわれ、歳をとるほど発症率は上がり、80歳を過ぎると程度の差こそあれほとんどの人が白内障を発症しているといってよいでしょう。

白内障の治療

白内障の治療は手術しかありません。白内障の目薬というものは存在しますが効果がないため当院では処方していません。他の眼の疾患が合併したり、日常生活に支障がでる場合には手術をおすすめしています。
現在の白内障の手術は、濁った水晶体を超音波で砕いて吸い出す超音波水晶体乳化吸引術の後、眼内レンズを入れるという方法が一般的です。手術と聞くと不安になるかもしれませんが、白内障手術は国内でも年間120万件程度行われているほど白内障の患者さんはたくさんいらっしゃいます。中原眼科では最先端白内障手術に力を入れていますので以下をご参照ください。

眼内レンズとは?

濁った水晶体のかわりに挿入する人工のレンズを眼内レンズといいます。白内障手術では濁ってしまった水晶体を取り除きますが、水晶体は網膜にピントをあわせる働きをしていますので、ピントあわせのためのレンズを挿入することになります。眼内レンズを挿入すると透明度が戻り、視界はクリアになります。さらに近年では乱視を矯正することができるトーリック眼内レンズや、老眼を軽減することができる多焦点眼内レンズなど、付加的な効果のある眼内レンズも開発されています。どんなに良い手術を行っても眼の中に挿入する眼内レンズの性能が悪ければ良い成績は得られませんのでよく考えて決定する必要があります。

手術を受ける時期について

手術を受けるタイミングは患者さんそれぞれによって異なります。その人その人が何か生活に困ることがでてきた時というのが唯一のよりどころかもしれません。
たとえば、読書や細かい作業、パソコン操作などが多い人はちょっとした見えづらさも支障となりやすいため、手術の時期は早いほうが良いでしょう。車を運転する方も同様です。
逆に、家でゆっくりしていることが多く、あまり細かい文字などは見ないという人は多少症状がでても手術を急ぐ必要はありません。
患者様が白内障手術に求める結果によっても時期は異なります。眼鏡をかけている方が裸眼生活したいなど、スポーツを快適にしたいなどです。
現在はプレミアムレンズと言って近視、遠視、乱視、老眼を治療できるようになりましたので裸眼で過ごす人生を長くするという意味でも早い段階で手術を受けられる方も多くなっています。
白内障はあまり進行してしまうと手術を行うためのデータが撮れなくなったり緑内障や他の疾患を併発してくることがあります。様子を見ていくにしても手術を行う医師に診察をしてもらう必要があります。
また視力検査では問題がないのに、白内障を原因として、外の光がまぶしくてしかたがない、ものがダブって見えて気持が悪いなどといった症状がでていることもあります。
生活のなかで、こうした点で気になることがあれば、一度眼科に相談することがお勧めです。
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