先日取り上げた白内障手術と硝子体手術に使用する最新の機器であるALCON(アルコン)社のUNITY VCS(ユニティ)がに当院に導入されました。厚生省の認可も取れておりますが日本正式発売はまだまだ先で未定の状態ですが、全国の何ヶ所かの施設に導入され、東京では最速とのことでした。この前の機器である白内障手術機のCenturion(センチュリオン)は2013年、Constellation(コンステレーション)は2011年と10年以上経過しております。2012年といえばスマートホンの全国普及率が20%に到達し普及し始めた時代です。
これらのアルコン手術機器は全国でのシェアが95%を占めており、ほとんどの施設でアルコン社の手術機器が使われています。今までの機種でも問題なく手術はでき、新しい機器は非常に高額であるため、普及には5年、10年かかりそうです。医療業界も人口の過密過疎と同じで手術件数の多い医院であればあるほど資金力がありよい医療機器を導入できるという施設間の設備差が激しく二極化が明確になってきています。不幸な患者様が生まれないためには腕の良い医師と良い医療設備に患者様が集まることは悪いことではないと思います。
多くの眼科手術を行わせていただいている当院では結果と安全性に投資することが最優先と考えております。眼科手術は技術力と機器の性能が結果に直結しますので、今回の導入でより良い結果を目指せるよう邁進いたします。
新型白内障、硝子体手術機器UNITY VCS(ユニティ)導入!
2025.08.08